有機フッ素化合物(PFAS)による環境汚染が各地で問題となっています。自然界で分解しにくく、発がん性や子どもの成長への影響など人への毒性が指摘されています。
 PFASは1万種類以上あるとされており、撥水性、撥油性、熱や薬品に強いなどの性質から、多くの製品に使われてきました。当初は、PFASの一種PFOS(ペルフルオロオクタンスルフォン酸)は有害性が高いことから2010年に製造・輸入が禁止されましたが、PFOSを含有する消火剤の漏洩による汚染が米軍基地周辺などで明らかになりました。その後の民間の調査などで、PFOSに続いて2021年に製造・輸入が禁止されたPFOA(ペルフルオロオクタン酸)についても産業廃棄物処分場を原因とした汚染が起きていることが分かってきました。
 環境省は、2026年4月からPFOSとPFOAの合算50ng/Lを水道水質基準にすると決めています。ところが、河川や地下水の環境基準設定は見送り、廃棄物処分場や事業場からの排出基準も決めようとはしていません。
 なぜ規制が及び腰なのでしょうか。早急に的確な規制が行われるよう求めて環境省交渉を行うべく、他団体と協力して準備を進めています。

◆実行委員会を立ち上げ、環境省と交渉を行いました(2025.11.17)
 ➡ PFAS対策の強化を求めて環境省交渉実施